かさばるって普通に使うけど、これって方言なの?
関東出身で関東住みの私は、「かさばる」という言葉を日常的に使いますが、Googleの検索候補に「かさばる 方言」と出てきます。
普通に使っていた「かさばる」ですが、実は方言なのでは?
本ブログでは、かさばるについて方言かどうかや使い方、さらに英語表現まで詳しく解説していきます!
かさばるは方言?
早速結論ですが、「かさばる」は方言ではなく、標準語です。
「物が多くて場所をとる」「大きくて扱いにくい」という意味を持ち、荷物がかさ高くなって邪魔になる状態を指し、日本全国で使われている一般的な表現です。
ちなみに、「かさばる」の方言として、一部地域では「がさばる」と呼ばれているそうです。
- 群馬県
- 埼玉県(群馬寄りの地域)
- 栃木県
北関東の方に多い傾向があるようです
かさばるの使い方と漢字(例文付き)
「かさばる」とは、物の体積や量が大きくて、場所をとってしまうことを指します。
例えば、大きな野菜や食料品など、バックに入れるときに場所を取ってしまうものなどは「かさばる」と言えるものです。
見た目や実際の体積が大きくて、収納や移動に不便を感じるときに使われます。
- この冬物のコート、かさばるからクローゼットに入れるのが大変だなぁ
- メロンやスイカって美味しいけど、どうしてもかさばるんだよね…
このように、場所を取りすぎている感じがある物に使うのがポイントです。
ちなみに「かさばる」の漢字は「嵩張る」です。
「嵩(かさ)」という漢字は、物の高さや量が多いことを意味しますが、普段はあまり見かけないかもしれません。
日常会話ではひらがなで「かさばる」と書くことがほとんどです。
かさばるの言い換えは?
かさばるの言い換えはいくつかありますが、感覚的に一番わかりやすいのは「場所をとる」でしょう。
靴ってかさばるから、スーツケースの中に入れるのが大変だ。
↓
靴って地味に場所取るから。スーツケースの中に入れるのが大変だ・
これならどちらも意味が通りますね!
また、他の言い換えとしては、「邪魔になる」や「幅を取る」なんかも使えると思います。
時と場合によって使い分けましょう!
かさばるを英語で言うと?
かさばるを英語で表現する場合、状況に応じていくつかの言い方があります。
- Bulky
- 「かさばるもの」を指す場合に使います。
- 例: “This suitcase is too bulky to fit in the overhead compartment.”
(このスーツケースはかさばって、頭上の荷物入れに入らない。) - Take up space
- 物が場所を取ることを強調したい場合に使います。
- 例: “These boxes take up too much space in the room.”
(これらの箱は部屋のスペースを取りすぎている。) - Cumbersome
- 物が大きくて持ち運びにくい、扱いにくいといったニュアンスで使われます。
- 例: “The package is too cumbersome to carry easily.”
(この荷物はかさばって、簡単に運べない。) - Take up a lot of room
- 「かさばる」の直接的な説明としても使えます。
- 例: “This furniture takes up a lot of room in the living area.”
(この家具はリビングのスペースをかなり取っている。)
これらの表現は、物が大きかったり、場所を取ったりして扱いにくい状態を表すのにぴったりです。
ぜひ参考にしてみてください!
まとめ
今回は、かさばるの意味や使い方について解説しました。
- かさばるは方言ではなく標準語
- 「かさばる」の意味は物の体積や量が大きくて、場所をとってしまうこと
- 言い換えは場所をとる
普段何気なく使っていた言葉ですが、実は方言だったなんてことよくありますよね。
友達に言われて初めて方言だったと気づくことも多いです!
本ブログが少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。