日本は蛇口をひねるだけで安全な水が飲めるほど、衛生観念の高い国です。
ただ安全とはいえ、トイレ側の洗面所の水やホテル、デパートの手洗い場の水って飲めないイメージがありますよね。
なんとなく汚いイメージもあるなあ
そこで本ブログでは、洗面所やトイレの水は果たして飲めるのかについて詳しく解説していきます。
洗面所の水は飲める?
早速結論ですが、洗面所の水は飲むことができます。
建物全体で同じ水道水が使われているため、洗面所から流れる水も同じ安全な水道水です。
つまり究極な話、トイレの水だって飲むことは可能です。
ただ、洗面所やトイレの周辺環境や空気を考えると飲むことはおすすめできません。
トイレの水はちょっとね‥
洗面所の水はまずい?
冒頭で話した通り、同じ水道水が使われていることを考えると、水道水と味は変わらないはず。
しかし、洗面所の水はまずいイメージがありますよね。
それは下記のような理由が考えられます。
- 洗面所の水は汚いという先入観
- 水道水自体がまずい
洗面所は手を洗ったり、歯を磨くところなので、水を飲むイメージはありません。
そういった先入観が水をまずくしているかもしれませんね。
また、もし水道水自体がまずい場合は、水道管の劣化の可能性もあります。
その場合は、業者に頼むか浄水器の設置などを検討するのもいいでしょう。
ホテルやデパートの洗面所の水は飲んでいい?
ホテルやデパートの洗面所の水は、少し注意が必要です。
基本的には日本の水道水は飲用に適しているため、法律上は安全です。
しかし、場所や設備の状態によっては、飲むことをやめた方がいい場合もあります。
飲んでもいいかどうか判断するポイント
ホテル | デパート | |
---|---|---|
設備の管理状況 | 設備の管理が行き届いており、通常は安全な水が供給されているが古い設備や配管には注意が必要。 | 衛生管理はされているが、飲用目的ではないので、やめた方がいい |
飲用目的で設置されているか | 手洗いや洗顔用が基本だが、飲用水専用の蛇口がある場合もある。 | 手洗い用として設置されており、飲むことは想定されていない。 |
水の滞留 | 設備が管理されているため、滞留のリスクは低いが、確認は必要。もし飲むならしばらく流してからにする | 長時間水が滞留する可能性があり、新鮮でない水の飲用は避けるべき。 |
ホテルであれば、飲用水用の蛇口があるので安心して飲めますが、多くの人が利用するデパートや公共施設はやめた方がいいですね。
海外の水道水は基本NG
日本の水道水は基本安全ですが、海外の水道水は飲んではいけません。
出張や旅行の際は注意です
水質の基準の違い
各国で水道水の品質基準は異なりますが、海外は日本と違って水質管理が不十分なところが多いです。
特に発展途上国は、安全性が低く、お腹を壊してしまう可能性もあります。
古いインフラ
海外旅行に行って蛇口をひねったら茶色の水が出た、なんてこと聞いたことありませんか。
海外では古い配管や水道インフラの劣化により、水に不純物が混入することがあります。
そのため、変な匂いがしたり、水が濁っていることも多いようです。
衛生状態の問題
一部の国では、公共の水道や衛生環境が悪く、細菌感染のリスクが高いです。
特にトイレや洗面所の衛生状態が悪い場合、水道水の品質も疑問視されます。
まとめ
今回は、洗面所やトイレの水って飲めるのかについて解説しました。
- 洗面所の水は飲むことができる
- 周辺環境や衛生観念からおすすめはできない
- 海外の水道水は基本飲んではいけない
蛇口をひねるだけで水が飲める。
日本で住んでいる私たちはごく普通のことですが、実はものすごいことなんですよね。
本ブログが何かのお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。