甘くて美味しいバナナは毎日でも食べたい栄養たっぷりの果物の1つです。
ところでバナナの皮には毒があるという説をご存知でしょうか。
ほとんどの方は捨てているバナナの皮ですが、今回はバナナの皮には毒があるのかについて解説していきたいと思います。
バナナの皮は毒がある?
早速結論から言うと、バナナの皮に毒はありません。
多くの人はバナナの皮を剥いて食べているかと思いますが、実は栄養価が高いんです。
食物繊維、ビタミンB6、ビタミンC、カリウム、マグネシウム、ポリフェノール
捨てるなんて勿体無いくらいの栄養価の高さですね!
農薬の影響は?
バナナの皮には、輸送や保存のために使用された農薬や防カビ剤が付着している可能性があり、これが健康に影響を及ぼすことが懸念されることがあります。
特に輸入されるバナナは輸送期間が長いため、腐敗防止のためにポストハーベスト農薬(収穫後に施される農薬)が使われることが一般的です。
農薬の影響と対策
- 農薬のリスク
- 皮に残留した農薬を摂取すると、長期的な健康リスクがあるとされています。特にポストハーベスト農薬は、カビや腐敗を防ぐための成分が含まれており、摂取量が多いと、ホルモンのバランスに影響したり、アレルギーのリスクが増加する可能性があります。
- 対策方法
- オーガニックのバナナを選ぶ:オーガニック(有機)バナナは、栽培や輸送時に化学農薬や防腐剤の使用が制限されているため、農薬のリスクが低減されます。
- 皮をよく洗う:水だけでなく、重曹を溶かした水にしばらく浸してから洗うことで、残留農薬をある程度除去できます。
- 加熱調理:炒めたり煮込んだりすることで農薬を減らせる可能性があるため、バナナの皮を食べる場合は加熱調理がおすすめです。
バナナの皮の栄養を取り入れたい場合は、これらの方法で農薬対策を行い、安心して活用できるよう工夫するとよいでしょう。
皮ごと食べられる高級バナナ
皮ごと食べられる高級バナナとして代表的なものに、「ともいき伊勢バナナ」や「スーパーバナナ」などがあります。
これらは特別な栽培技術によって作られたもので、皮が柔らかく苦味が少なく食べやすいのが特徴です。以下に詳しくご紹介します。
ともいき伊勢バナナの特徴
「ともいき伊勢バナナ」は、特殊な農法である「アグレボ農法」によって、国内で育成されたバナナです。
こだわり抜いたバナナはスイーツのような糖度の高さが特徴で、無農薬なため皮ごと食べることができます。
まとめ
今回は、バナナの皮には毒があるという噂について解説しました。
- バナナの皮に毒はない
- バナナの皮には農薬や防カビ剤が付着している可能性がある
- 皮ごと食べられる高級バナナもある
バナナの皮を捨てるのはもったいない!なんて意見もあるかと思いますが、農薬の影響も少なからずあるので捨てた方が無難かと思います。
どうしてもって場合は、皮ごと食べられる高級バナナをぜひご検討ください。
本ブログがお役立てできたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。