クリスマスや寒い時期の定番料理であるビーフシチュー。
ワインと合わせたり、バケットと合わせて食べたりと子どもから大人まで好きな人の多い料理です。
そんなビーフシチューですが、いざ作ってみると味が薄くなってしまったり、水っぽくなったりと難しい料理でもあります。
そこで本記事では、ビーフシチューが薄い時の対処法や水っぽい時の対策を紹介します!
ビーフシチューが薄い時の対処法
ビーフシチューが薄くなってしまった時には、いくつかの方法でコクを足したり、味を引き締めたりして濃厚にすることができます。
以下の対処法がおすすめです!
赤ワインやウスターソースを追加
赤ワインやウスターソースを少量ずつ加えると、シチューの深みが増し、風味が濃くなります。
ウスターソースの酸味と甘みが味を引き締めるのに役立ちます。
ウスターソースはカレーの隠し味としても有能ですよ!
コンソメキューブ
味を濃くしたり、旨みを強くするならコンソメキューブがおすすめです。
コンソメキューブはじっくり煮込んだお肉と香味野菜のコクがギュッとつまった洋風スープの素なので、ビーフシチューとの相性が非常にいい調味料です。
水にさっと溶けて手軽なので、ぜひ入れてみていください!
トマトペーストやトマト缶を加える
トマトペーストやトマト缶を足すことで、野菜の旨味が加わり、味がしっかり引き締まります。
トマト缶は酸味が強いのでしっかりと熱して酸味を飛ばすのがポイントです。
それ以外にケチャップもまたおすすめですよ!
ビーフシチューが水っぽくなってしまった時の対処法
ビーフシチューが水っぽくなってしまった場合には、以下の方法でとろみやコクを足して、濃厚でしっかりした味わいに調整できます。
水溶き小麦粉や片栗粉を使う
小麦粉や片栗粉を少量の水で溶き、シチューに少しずつ加えながら混ぜるととろみが増します。
シチューをかき混ぜながら少し煮込むと、粉の味が馴染み、自然なとろみになります。
ダマにならないように、少しずつ入れるのがポイントです。
バターと小麦粉のルーを作って加える
フライパンでバターと小麦粉を炒め、香ばしく色がついたらシチューに加えます。
これによりコクもアップし、水っぽさを解消できます。
市販のデミグラスソースやシチューの素を追加
少量のデミグラスソースやビーフシチューの素を足すと、簡単に味ととろみが増します。
濃さを調整しながら、少しずつ加えて好みの濃さに。
ビーフシチュー味が薄くなってしまう原因
ビーフシチューの味が薄くなってしまう原因はいくつか考えられますが、代表的な原因は以下の通りです。
水分量が多すぎる
材料を煮込む際に水分を入れすぎてしまうと、スープが薄まり味がぼやけがちです。シチューを作る際は、水やスープの量を適切に調整するのがポイントです。
煮込み時間が足りない
煮込みが不十分だと、具材の旨味やソースの濃さが出にくく、味が薄く感じることがあります。じっくり時間をかけて煮込むことで、旨味が溶け出し、濃厚な味わいに仕上がります。
材料の下ごしらえ不足
肉を焼き色がつくまで焼かずに煮込むと、旨味がしっかり出ません。また、野菜も炒めることで甘みが増し、シチュー全体の風味が向上します。具材を炒める工程を省略すると、味が薄くなりやすくなります。
ビーフシチューを美味しくするおすすめ隠し味
ビーフシチューに少し加えるだけでコクや深みが増し、風味が豊かになる「隠し味」をいくつかご紹介します。
これらを少量加えることで、ワンランク上の味わいに仕上がります。
チョコレート
ビターチョコレートを少量加えると、ほのかな甘みと苦味がシチューの風味を引き立て、奥深い味わいに。加える量は、1〜2かけらが目安です。
インスタントコーヒー
小さじ1ほどのインスタントコーヒーを加えると、香ばしさとほろ苦さが増し、シチューが一層濃厚に。コーヒーの風味がしっかり残ることはないので安心です。
はちみつや砂糖
はちみつや砂糖をほんの少量加えると、野菜や肉の甘みが引き立ち、全体がまろやかになります。甘みが強くなりすぎないよう、ほんの少量から調整しましょう。
おろしにんにく
にんにくを少量すりおろして加えると、香りと旨味がシチュー全体に広がり、食欲をそそる風味に。
バター
少量のバターを最後に加えることで、コクが増し、まろやかでリッチな風味に仕上がります。
バターのクリーミーさがシチュー全体に広がり、味に深みが出て、一段と濃厚で滑らかな口当たりになります。ほんのひとかけ(10〜15g程度)を加えるだけで十分です。
生クリーム
ビーフシチューに濃厚さとクリーミーなコクを加える隠し味としても最高です。
牛乳よりもさらにリッチでとろみがあるので、シチュー全体がまろやかになり、贅沢な味わいに仕上がります。特に、レストラン風の仕上がりを目指す場合におすすめです。
まとめ
今回はビーフシチューが薄い時の対処法や水っぽい時の対策について紹介しました。
せっかくのビーフシチュー、やっぱり美味しく食べたいですよね。
本ブログで紹介したやり方を参考にしたり、Youtubeや料理本などでもビーフシチューを濃くする方法はたくさん出ていますので、ぜひ美味しいビーフシチューを作ってくださいね。
本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。