皆さんは「ゴラッソ」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
サッカーのゴールを意味する言葉なのですが、サッカーが好きな人やワードカップを見たことがある人以外は、あまり耳馴染みがないですよね。
このゴラッソという表現、どうやらうざいと思われるそうです。
そこで本記事では、サッカー観戦でゴラッソを使う人はにわかでうざい?について解説します。
ゴラッソを使う人がうざいと思われる理由
「ゴラッソ(golazo)」を使う人がうざいと思われる理由には、いくつかの要因が考えられます。
以下に代表的な理由をまとめてみました。
過度な強調がうるさい
「ゴラッソ」はスペイン語で「素晴らしいゴール」を意味するサッカー用語で、日本では話題性のあるゴールや劇的な場面で使われることが多いです。
一方で、使う場面が適切でない場合や、あまりにも頻繁に使いすぎると、「大げさ」「わざとらしい」と感じられ、サッカーに詳しい方からするとうざいと感じてしまうのでしょう。
にわかっぽく聞こえる
ワールドカップやチャンピオンズリーグのシーズンになると、サッカーを見ない人でも話題作りのために見る人が一気に増えますよね。
いつも見ないのにW杯の時期にだけ「ゴラッソ」と叫んだり、連呼したりすると、どことなくにわかっぽく聞こえてしまうのも無理はありません。
私もサッカーはあまり詳しくありませんが、サッカーのシーズンの時だけサッカーファンっぽく振る舞う人は苦手だったりします…
サッカー好きの内輪感
サッカーに詳しくない人には「ゴラッソ」の意味が分からないこともあり、急にゴラッソと大きな声で言われても困ることも多いようです。
普通にゴールといえば伝わるのにあえてスペイン語を使うことに対して、よく思わない人も多く、サッカー通ぶっているという声も多いです。
また、サッカー好きにしか伝わらない内輪感も強く、楽しくサッカーを見たいだけなのに不快になった、なんて経験をしている方もいますね。
ゴラッソは何語?
「ゴラッソ(golazo)」はスペイン語です。
意味
スペイン語の「gol(ゴール)」に、拡大辞(接尾辞)の「-azo」が付いており、
- 「素晴らしいゴール」
- 「豪快なゴール」 を意味します。
この「-azo」は、物事の大きさやすごさ、印象的なものを強調するニュアンスを加える役割があります。
つまり、「普通のゴール(gol)」ではなく、「特別なゴール」や「劇的なゴール」という強調表現です。
なぜゴラッソが広まったの?
「ゴラッソ(golazo)」が広まった背景には、いくつかの要因があります。
特にサッカーが世界的なスポーツであることや、メディアや文化交流の影響が大きいです。
日本でのサッカー人気の拡大
ここ最近のサッカー日本代表はワールドカップベスト16と昔に比べ確実にレベルが上がっており、それに応じてサッカー人気も拡大しているます。
また、日本人選手も遠藤選手や久保選手、三苫選手など、名門と呼ばれている海外のクラブサッカーチームでも活躍しており、そんな彼らを見るために海外サッカーを見る日本人も増えています。
特に久保選手がいるスペインリーグ(ラ・リーガ)では、本家の「ゴラッソ」を多用していることもあり、日本人でも耳にする機会が増えたので、広まったと考えられます。
サッカー中継や実況での使用
インターネットが発達したおかげで、VODサービスなどで海外サッカーも昔より見やすくなりました。
海外サッカー試合の実況や解説で、スペイン語圏の放送局や実況者が「ゴラッソ!」と感情を込めて叫ぶ場面が多くあり、その実況スタイルが耳に残りやすく、印象深いので広まったことも考えられます。
最近では日本人解説者もゴラッソを使用していることもあり、さらに広まっていくでしょう。
SNSやYouTubeなどの動画プラットフォーム
「ゴラッソ」はSNSやYouTubeのサッカーハイライト動画で頻繁に使われており、サムネイル画像やタイトルやキャプションに採用されています。
- 動画のタイトル例:「Top 10 Golazos of the Season(シーズンのゴラッソベスト10)」など。
最近は生中継やテレビではなく、SNSやショート動画だけで、ハイライトを見る方も若者を中心に増えているので、ゴラッソという言葉が広まりやすくなったという説も考えられますね。
まとめ
今回はサッカー観戦でゴラッソを使う人はにわかでうざいについて解説しました。
- ゴラッソがうざいと思われるのは過度な強調やにわかっぽいから
- ゴラッソはスペイン語で「ゴール」という意味
- ゴラッソが広まったのは海外サッカーの広まりやSNSでの普及
サッカー観戦やSNSでよく聞く「ゴラッソ」
もしかしたらうざいと思われてしまう、あるいはにわかっぽい、サッカー通ぶるなと心配している方も多いかもしれません。
しかしながら、実際のところ気にする必要は全くなく、仲の良い友達とぜひ「ゴラッソ」と楽しみながらサッカーを見ましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!