ビジネスシーンでよく見かける「両日ともに」「両日とも」という表現。
普段使わない表現だからこそ、使い方や使う場面に困りますよね。
そこで本記事では、「両日ともに」「両日とも」の使い方について詳しく解説します。
「両日ともに」「両日とも」の意味は?
「両日ともに」および「両日とも」の意味は、どちらも「2日間とも」または「2日間の両方」という意味です。
打ち合わせの日程調整などで多用される表現ですね。
使い方の例
- 両日ともに晴れだった。
→ 2日間ともに晴れだった。 - 両日とも参加する予定です。
→ 2日間とも参加する予定です。
「両日ともに」は「両日とも」と意味が同じですが、使い分けもほとんど気にしなくて問題ありません。
「両日ともに」「両日とも」の使い方は?
「両日ともに」と「両日とも」は、日程調整やスケジュールに関しての話題でよく使われます。
意味は一緒ですが、それぞれ微妙に異なるニュアンスや使い方があります。
「両日ともに」
「ともに」に「に」が付くことで、文章がややフォーマルになります。
ビジネスシーンや社外とのメールなどで使うことが多いです。
両方の日程について共通する内容を述べたい場合に使用します。
- 「イベントは両日ともに開催されます。」
(どちらの日程でもイベントが行われるという意味) - 「両日ともに出席いたします。」
(二日間とも参加する意思を伝える場合)
「両日とも」
「に」が省略されており、日常会話や軽い文章で使うことが一般的です。
友達とのやりとりや仲のいい先輩とのやりとりに使うのがおすすめです。
「両日ともに」と同じように、両方の日について共通点を述べたいときに使いますが、文体がより簡潔で直接的になります。
- 「両日とも雨が降りました。」
(二日間ずっと雨だったことを表現) - 「両日とも行けそうにありません。」
(どちらの日にも都合がつかないことを述べる)
違いのポイント
- 「両日ともに」は、フォーマルな場面や書き言葉に適している。
- 「両日とも」は、会話やカジュアルな文章に適している。
「両日ともに」と「両日とも」のどちらもビジネスシーンで使用可能ですが、状況に応じて適切な選択が求められます。
「両日ともに」:フォーマルで丁寧
ビジネス文書や改まった場面でのやり取りには、**「両日ともに」**が適しています。丁寧さがあり、誤解を生じさせにくい表現だからです。
- メール例文:
- 「セミナーは両日ともに参加可能です。」
- 「両日ともにスケジュールを確認のうえ、調整いたします。」
- 使用場面:
- クライアントや上司へのメール・資料作成
- ビジネスのプレゼンや報告
「両日とも」:カジュアルだが丁寧
「両日とも」もビジネスシーンで使用可能ですが、口語的であるため、カジュアルな相手やシンプルに伝えたい場合に向いています。
- メール例文:
- 「両日とも都合がつきそうです。」
- 「両日とも天候に影響なく実施予定です。」
- 使用場面:
- 同僚や親しい取引先とのメール・会話
- 口頭での報告や確認
まとめ
今回は「両日ともに」「両日とも」の使い方について解説しました。
- 「両日ともに」「両日とも」の意味は「2日間とも」または「2日間の両方」
- 日程調整やスケジュールに関しての話題でよく使われる
- ビジネスでは「両日ともに」「両日とも」両方使ってOK
「両日ともに」「両日とも」にはビジネスシーンで問題なく使えるので、これからも遠慮なく使ってみてくださいね。
本ブログがお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。