寝る前だけどお腹が空いてきた…バナナだったら健康に良さそうだし、大丈夫かな
寝る前はなるべくご飯を食べない方が寝つきが良くなり、健康にもいいと言われています。
ただ、仕事で帰りが遅くなったり、どうしてもお腹が空いて寝れない、なんてこともありますよね。
そんな時、健康にもよく腹持ちもいいバナナだったら1本くらい平気なのでは?
本ブログでは、寝る前のバナナは何時間前まで平気なのか、そして健康への影響を中心に解説していきます。
寝る前のバナナは何時間前まで平気?
結論から言うと、一般的には1時間前までであれば問題ないとされています。
バナナは消化が良い果物で、1時間あれば消化されると言われています。
ただし、食べ過ぎや直前に食べることは、消化に負担をかけてしまうこともあるので注意が必要です。
最低でもバナナは1本までがおすすめですね!
バナナを寝る前に食べるメリット
寝る前にバナナを食べることには、いくつかのメリットがあります。
具体的なメリットは次の通りです。
睡眠促進
バナナにはトリプトファンというアミノ酸が含まれており、これは脳内でリラックスを促すセロトニンと、睡眠を誘導するメラトニンの生成を助けます。
これにより、スムーズに入眠することができ、目覚めもスッキリすることができます!
お腹が空いて眠れない時はぴったりです!
筋肉の緊張を和らげる
バナナにはマグネシウムとカリウムが豊富に含まれています。
これらは筋肉の緊張を緩め、体をリラックスさせる働きがあるため、就寝前に摂取することで、体がリラックスしやすくなります。
消化が良い
バナナは消化に良い果物で、胃に負担をかけにくいです。
重たい食事を避けたい夜の軽食として適しており、寝る前に食べても胃腸に優しい食材です。
ただ、食べ過ぎは注意!夜食として食べるなら1本までにしておきましょう。
血糖値の安定
バナナは適度な糖分を含んでおり、寝る前の血糖値を安定させるのに役立ちます。
これは、空腹によって目が覚めるのを防ぐのに有効です。
ただ、食べ過ぎは糖分過多になってしまい、逆に睡眠を妨げる原因になるので、そこは注意が必要です。
便秘の予防
バナナには食物繊維が含まれており、消化を助け、便秘を予防する効果もあります。
便秘に悩む全ての人におすすめのフルーツです!
腸内環境を整えることは、睡眠の質にも間接的に良い影響を与えるでしょう。
寝る前にバナナを食べるデメリット
次に寝る前にバナナを食べるデメリットを紹介します。
寝る1時間前かつ1本までなら問題ないバナナですが、デメリットもありますので、ぜひご参考に!
カロリーの過剰摂取
バナナは比較的カロリーが高め(中サイズで約90キロカロリー)なので、寝る前に食べることでカロリーを余分に摂取してしまう可能性があります。
特にダイエット中の人や、カロリーを気にしている場合は注意が必要です。
夕食をガッツリ食べた後の夜食の場合も、バナナはおすすめできません。
糖分の摂りすぎ
バナナは果物なので、当然糖分が多く含まれており、寝る直前に摂取すると血糖値が急上昇することがあります。
これにより、インスリンの分泌が促され、逆に血糖値が下がりすぎてしまう「リバウンド低血糖」を引き起こし、夜中に目が覚めやすくなる場合もあります。
血糖値が高い人や、すでに甘いデザートを食べた人は控えた方がいいですね。
糖尿病リスクも上がるので要注意です!
消化に負担をかける可能性
バナナは消化が良いと言われていますが、胃腸の弱い人や、寝る直前に大量に食べると、消化に負担をかけることがあります。
特に食べ過ぎは、消化器官が夜間も働き続け、深い睡眠が妨げられることがあります。
何事もほどほどが肝心です。
虫歯リスクの増加
バナナは糖分が含まれているため、寝る前に食べた後、歯を磨かないと虫歯のリスクが高まる可能性があります。
特に、糖分が口の中に残ると、寝ている間に虫歯菌が増殖しやすくなり、歯周病のリスクも大幅に上がります。
お腹が満たされて眠くなってしまう気持ちはわかりますが、必ず歯磨きは忘れずにしましょう。
寝る前のバナナは太る?
寝る前にバナナを食べることが直接的に太る原因になるわけではありませんが、いくつかの要因により、体重増加のリスクが高まる可能性があります。
- 寝る直前(30分前)の食事や食べ過ぎ
- 糖分の過剰摂取
例えば、寝る30分前といった直前に食べたり、2本以上のバナナの摂取は、消化までの時間がかかる他、カロリーの摂りすぎにより太る原因となり得ます。
また、すでに夕食でケーキやアイスなど、糖分を十分に摂っている場合、夜中のバナナは糖分の摂りすぎとなり、こちらも太る原因となるでしょう。
寝る前に食べても良いおすすめ食材
最後にバナナ以外で寝る前に食べてもいいおすすめの食材を3種類紹介します。
ナッツ類(特にアーモンド)
アーモンドにはマグネシウムやメラトニンが含まれており、リラックスを促し、睡眠の質を向上させる効果があります。
また、ナッツ類は良質な脂質やタンパク質を含んでいるため、少量でも満腹感が得られ、過食を防ぐことができます
ただし、カロリーが高いので食べ過ぎには注意が必要です。
ホットミルク
牛乳にはトリプトファンとカルシウムが含まれており、これらは睡眠を促進する効果があります。
特に温めることで、リラックス効果が高まり、眠りに入りやすくなります。
消化も比較的良く、寝る前に摂取しても胃に負担がかかりにくいです。
ナッツ類との相性もいいので、一緒に食べるのもおすすめです!
ハチミツ
少量のハチミツは、血糖値を穏やかに上げることで、脳にエネルギーを供給し、夜中に目が覚めにくくする効果があります。
また、ハチミツにはリラックス効果もあり、就寝前の軽い甘味として最適です。
ただ、糖分なので食べ過ぎは要注意です!
まとめ
今回は、寝る前のバナナは何時間前までOKか、寝る前バナナのメリット・デメリットについて解説しました。
- 寝る前のバナナは1時間以上前がベスト
- バナナは消化も良く、リラックス効果や睡眠促進効果もあり、美容にもいい
- 寝る前の食べていい食材はバナナのほかにナッツや蜂蜜がおすすめ
就寝前のバナナは意外にもメリットが多いので、仕事の帰りが遅い日や小腹が空いた夜におすすめです。
ただ、カロリーも高く、糖分もあるので、食べ過ぎには注意です。
本ブログが少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。