皆さんは梅昆布茶はお好きでしょうか。
昆布の旨みと梅の酸味が合わさって、飲み物としてももちろん、お茶漬けや調味料としても万能で私の大好きな飲み物の1つです。
そんな梅昆布茶ですが、実は寝る前に飲むこととでさらに健康効果が期待できるそうです。
本記事では寝る前に梅昆布茶を飲むと期待できる効果について解説します。
寝る前に梅昆布茶を飲むと期待できる効果は?
寝る前に梅昆布茶を飲むことには、さまざまな効果が期待できます。
ただし、個人差があるため、体質や健康状態に合わせて適量を摂取してください。
期待できる効果について紹介します。
リラックス効果
昆布に含まれるアミノ酸の一種であるグルタミン酸が脳をリラックスさせ、ストレスを軽減するとされています。
また、温かい飲み物を飲むことで副交感神経が優位になり、眠りにつきやすくなる可能性があります。
寝る前はなるべくお腹を冷やさないようにするのがおすすめです
疲労回復
梅に含まれるクエン酸が疲労物質である乳酸の分解を促し、疲れた体を回復させる効果が期待できます。
梅干しのような固形物だと少しお腹に重かったり、塩分も多いのでおすすめできませんが、梅昆布茶であれば問題なく梅の疲労回復効果を期待できます。
胃腸のケア
梅の酸味が胃を刺激し、消化を助け、さらに昆布のミネラル(特にヨウ素やマグネシウム)が腸内環境を整えてくれます。
特に食べ過ぎ、飲み過ぎの夜はぜひ梅昆布茶を一杯飲んでおくと寝つきが良くなるかもしれません。
むくみ予防
昆布のカリウムが体内の余分な塩分を排出し、むくみを防ぐ助けになります。
ただし、梅昆布茶自体に塩分が含まれるため、摂取量には注意が必要です。
美味しいからといって何杯も飲まないようにしましょう。
梅昆布茶を寝る前に飲むデメリット
寝る前に梅昆布茶を飲むと消化促進やリラックス効果があることはわかりました。
しかしながら、デメリットもあります。
ここでは梅昆布茶を寝る前に飲むデメリットを紹介します。
塩分過多のリスク
梅昆布茶には塩分が含まれているため、摂りすぎると塩分過多になる可能性があります。
特に高血圧や腎臓病を抱えている場合、夜間の塩分摂取は注意が必要です。
その場合、寝る前ではなく、食事中に飲む方がいいでしょう。
飲み過ぎは夜間頻尿に繋がる
寝る前に飲みすぎると、夜中にトイレに行きたくなり、睡眠を妨げる原因になることがあります。
飲むとしても必ず一杯までにとどめましょう。
胃の負担
梅の酸味が空腹時の胃を刺激し、胃酸の分泌を促進して胃もたれや胸やけを引き起こすことがあります。
仕事で忙しすぎて何も食べれなかった夜や体調が悪い時などは控えておきましょう。
塩分で喉が渇く
梅昆布茶に塩分が含まれているので、飲み過ぎると喉が渇いてしまいます。
しっかり水と一緒に飲まないと、夜間頻尿の原因となり、寝不足になってしまいます。
必ず水の用意を忘れずにしましょう。
梅昆布茶を寝る前に飲む注意点
薄めて飲む
塩分を減らすために、お湯を多めに入れたり、一度に一気に飲まないようにするのが重要です。
特に寝る前は胃がデリケートになるので、ゆっくりと飲むことが重要です。
低塩タイプを選ぶ
市販の梅昆布茶の中には低塩タイプの商品もあります。
高血圧など塩分過多が心配な方は、減塩・低塩のものを選びましょう。
胃腸の調子が悪い時はやめる
胃腸の調子が悪い場合や空腹時には避け、飲むのを控えましょう。
どうしても飲みたい場合は、何か軽いものを食べた後に飲むと胃への負担が減ります。
ノンカフェインを飲む
基本的に梅昆布茶にはカフェインを含んでいるので、ノンカフェインのものを選びましょう。
寝る前のカフェインは寝つきを悪くし、デメリットしかないのでやめておきましょう。
お茶やコーヒーもNGです
寝る前の梅昆布茶は太る?
寝る前に梅昆布茶を飲むこと自体は太る原因になりません。
しかしながら、飲み方や食生活全体によっては影響を受ける場合もあります。
以下で詳しく解説します。
梅昆布茶で太る可能性が低い理由
梅昆布茶で太る可能性が低い理由は大きく2つ。
- 低カロリー
- 梅昆布茶自体のカロリーは非常に低く、1杯(150~200ml)あたり数キロカロリー程度です。甘味料や糖分が含まれていない限り、カロリーの影響はほとんどありません。
- 脂質ゼロ
- 脂肪分が含まれていないため、飲むことで直接的に体脂肪が増える可能性はほぼありません。
梅昆布茶は健康的な飲み物なので、それ自体で太ることはまずありません。
なので、安心して飲みましょう。
梅昆布茶が太る原因となるのはどんな時?
梅昆布茶が太る原因になると考えられるのは大きく2つ。
- 飲み過ぎによる塩分過多
- 塩分が多く含まれているため、適量を超えて飲みすぎると、塩分摂取量が増え、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。これが続くと肥満の原因にもなりえます。
- 食欲増進
- 梅の酸味や塩分が食欲を刺激することがあります。その結果、余計な間食や夜食を摂ってしまうと、太る原因になります。
ただ、梅昆布茶をがぶ飲みできる人は限られているので、特に気にせず一杯程度に留められれば問題ないと思います。
梅昆布茶で太らないためのポイント
もし、梅昆布茶を飲むなら以下のようなポイントに気をつけると太ることもありません。l
- 適量を守る
- 1日1~2杯程度に留めるのがおすすめです。
- 低塩タイプを選ぶ
- 塩分を抑えた商品を選ぶことで、むくみのリスクを減らせます。
- 夜食とセットにしない
- 梅昆布茶を飲むときは間食や夜食を控え、飲み物だけにすることでカロリー摂取を抑えられます。
梅昆布茶を飲むと煎餅が欲しくなってしまいがちですが、ここはぜひ健康のために我慢しましょう。
昆布茶と梅昆布茶の違い
昆布茶と梅昆布茶の違いを表にまとめてみましたので、ご参照までにどうぞ!
特徴 | 昆布茶 | 梅昆布茶 |
---|---|---|
味わい | シンプルで旨味が強い | 梅の酸味が加わり、さっぱりとした味わい |
メリット | – 胃に優しい – 料理にも使いやすい | – 疲労回復を助ける – 食欲を促進 |
デメリット | – 味がシンプルすぎて物足りない場合がある | – 酸味が苦手な人には向かない – 塩分が多い場合がある |
おすすめシーン | – 料理の隠し味 – リラックスしたいとき | – 疲労回復やリフレッシュ – 食事前後 |
個人的には梅の酸味であっさりと飲める梅昆布茶が好きですね。
昆布茶に七味を入れてピリ辛にして飲むのも流行りみたいですよ。
おすすめの梅昆布茶
おすすめの梅昆布茶をいくつかご紹介します。
それぞれ特徴が異なるので、お好みに合わせて選んでみてください。
玉露園 梅こんぶ茶
老舗「玉露園」の定番商品で、昆布の旨味がしっかり感じられるのが特徴です。
化学調味料、保存料は無添加で塩分も控えめで、素材の味がしっかりと感じられます。
健康に気をつけている人や素材の味を楽しみたい方におすすめです。
伊藤園 梅昆布茶
手軽にサッと使える、顆粒タイプの梅こんぶ茶です。
お湯に溶かしてすぐ飲めるので、寝る前の一杯にぴったりです。
味は昆布の旨味と紀州梅の酸味が見事にマッチし、申し分ない美味しさです。
菊星 たべこぶ茶 梅昆布茶
高級店や上品な茶室で飲めるようなお茶を味わえる逸品。
1等,2等級の厳選された昆布に梅の風味と味わいをプラスし、昆布の旨みをさらに引き出したお茶になっています。
名前の通り、飲み終わった後の昆布は食べることができます。
まとめ
今回は寝る前に梅昆布茶を飲むと期待できる効果について解説しました。
- 寝る前の梅昆布茶はリラックス効果や疲労回復が期待できる
- 飲み過ぎは胃の負担や塩分過多のリスクあり
- おすすめは減塩のものやノンカフェイン
皆さんは普段、昆布茶や梅昆布茶は飲みますでしょうか。
最初はお茶とは思えないびっくりする味ですが、慣れると美味しくてハマる人にはハマる飲み物なので、ぜひ飲んでみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。